「伊福部昭の世界」上映スケジュール(1997)と状況

 

場所:渋谷ユーロスペース

時刻:連日21:00より(終了時刻は映画次第)

料金:当日券のみ 1200円

 

11月22日(土)〜24日(月)     釈迦

ビデオより迫力はあったが、本当の大画面で見たかったなあ。

25日(火)〜28日(金)     座頭市物語

シリーズの中では、第一作品のこれと、「笠間の火祭り」がいいですね。

29日(土)〜30日(日)     佐久間ダム第1部・第2部

第一部の途中でフィルムが燃えました。たった一本しかないのに。総集編はカラー作品ですから、どこかにカラー版の第一部・第二部は残っていないでしょうか。それに、幻の第三部も!

12月 1日(月)〜 5日(金)    反逆児

萬屋錦之介の代表作です。告別式とかに使われた写真が印象的です。

6日(土)〜 8日(月)    ビルマの竪琴(総集編)

後年のリメイクより随分と重いイメージです。これも音楽の違いでしょうか。

9日(火)〜12日(金)    サンダカン八番娼館・望郷

田中絹代の演技に心奪われてしまいます。伊福部先生の音楽も要所をしっかり締めています。

13日(土)〜15日(月)    二人の息子

宝田明と加山雄三の兄弟なんて重いですね。ストーリーも随分重いですし。「海底軍艦」の藤山陽子が途中で死ぬのが悲しかった。

16日(火)〜19日(金)    ゴジラ

後のシリーズと比べると、第一作は怪獣映画というよりも、恋愛映画のような気がします。ストーリー的には「メカゴジラの逆襲」も同じ系統ですが、芹沢と真船を比べると感慨も一塩です。

20日(土)〜22日(月)    コタンの口笛

フィルムの保存状態が悪く、途中で上映中止となってしまいました。いつかニュープリントで見たいですね。

23日(火)〜26日(金)    銀嶺の果て

監督谷口千吉、俳優三船敏郎、音楽伊福部昭のデビュー作にして、既に各々が後の作品につながる個性を発揮している。志村喬のギャング役なんて、特撮の博士を見慣れている目には新鮮かも。

 

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