日本映画音楽の巨星たちT・U
小林淳著 ワイズ出版 各2800円 2001年3月末刊行予定
<目次>
日本映画音楽の巨星たちT
早坂文雄−『七人の侍』の音楽を中心に−
一 早坂文雄、その人と顔
二 早坂文雄と黒澤明が行なった音楽アプローチ
三 『七人の侍』
四 『七人の侍』の中心軸を形成するライト・モティーフ演出
五 [侍のテーマ]
六 [菊千代のテーマ]
七 早坂音楽から表出する土俗的設計
八 [志乃のテーマ]とボレロ構造
九 『七人の侍』終幕の音楽演出
十 早坂文雄と『生きものの記録』
佐藤勝−『用心棒』の音楽を中心に−
一 佐藤勝、その人と顔
二 早坂文雄と伊福部昭への憧憬
三 早坂文雄の弟子時代と映画音楽デビュー
四 黒澤映画においての佐藤音楽の展開
五 『用心棒』主題音楽の形態
六 岡本喜八作品における佐藤音楽
七 音色と音型の作劇展開
八 [馬目の宿のテーマ]と[卯之助のテーマ]
九 [女郎のテーマ]と[ぬいのテーマ]
十 『用心棒』終盤の音楽演出
十一 佐藤映画音楽の相貌−黒澤映画を中心に−
十二 佐藤映画音楽、その発酵形態
十三 管弦楽の大衆化運動
十四 佐藤勝と『雨あがる』
武満徹−『怪談』の音楽を中心に−
一 武満徹、その人と顔
二 早坂文雄、芥川也寸志、佐藤勝、武満徹
三 武満映画音楽の形態−1960年代
四 『怪談』
五 第一話「黒髪」の音楽・音響演出
六 第二話「雪女」の音楽・音響演出
七 第三話「耳無し芳一の話」の音楽・音響演出
八 第四話「茶碗の中」の音楽・音響演出
九 武満映画音楽の1970年代以降
十 『乱』における武満映画音楽フォーム
十一 武満映画音楽、後期の相貌
古関裕而−『モスラ』の音楽を中心に−
一 古関裕而、その人と顔
二 古関裕而の戦時歌謡
三 ポピュラー歌謡と映画音楽の接点
四 『モスラ』
五 『モスラ』の音楽展開
六 「モスラの歌」と「インファントの娘」
七 モスラを包み込む楽曲群
八 終幕の音楽演出、ステレオサウンドシステムの導入
九 古関裕而の劇音楽、『モスラ』の位置づけ
日本映画音楽の巨星たちU
伊福部昭−『日本誕生』の音楽を中心に−
一 伊福部昭、その人と顔
二 伊福部音楽の濫觴
三 伊福部昭と『銀嶺の果て』
四 『日本誕生』
五 伊福部昭映画音楽と宗教音楽
六 映画音楽効用四原則
七 『日本誕生』の音楽展開
八 『日本誕生』の音楽を展開する要素群
九 怪獣描写における伊福部音楽
十 『日本誕生』中盤の音楽演出
十一 『日本誕生』終盤の音楽演出
十二 『日本誕生』エンディングの音楽演出
十三 伊福部音楽再評価の時代
芥川也寸志−『八つ墓村』の音楽を中心に−
一 芥川也寸志、その人と顔
二 伊福部昭との出会い
三 芥川映画音楽黎明期
四 野村芳太郎作品における芥川映画音楽
五 『八つ墓村』
六 『八つ墓村』における音楽アプローチ
七 二つの惨劇シークエンスを飾った音楽演出
八 [道行のテーマ]と[落武者のテーマ]
九 芥川映画音楽の終着地と『ゴジラの主題によせるバラード』
黛敏郎−『炎上』の音楽を中心に−
一 黛敏郎、その人と顔
二 黛映画音楽の誕生
三 黛映画音楽の相貌とフォーム
四 『炎上』
五 『炎上』における黛音楽の形態
六 今村昌平と黛敏郎
七 『炎上』の音楽と『涅槃交響曲の接点』
八 『炎上』中盤以降の音楽演出
九 『炎上』終盤にかけての音楽演出
十 黛映画音楽の終焉期
※「黛」はネット用に略字にしていますが、実際には本字が使用されています。
T・Uとも取り上げた映画音楽作家たちの作品リストが巻末に付されています。
ワイズ出版については、
〒160-0023
東京都新宿区西新宿7-7-23-7F
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