その他メディア情報

 

このページの最新更新は、雑誌・書籍情報です。

 

TV・Radio情報

 

02/12/31 TBS イノキボンバイエ2002にて「闘志天翔」のテレビ最終放映か

紅白歌合戦の裏番組である格闘技番組で、佐竹雅昭が総合格闘技からの引退を表明したため、おそらくテレビの格闘技の試合で入場時に「闘志天翔」が流れるのも、これが最後となったものと思われます。試合自体は、あっさり締め技で負けてしまいましたが。もっとも「闘志天翔」は冒頭部分の繰り返しで、つまらなかったです。(この曲のためだけに見た人は、ほとんどいなかったでしょうね。昨年を上回る視聴率だったとのこと。)

02/11/24 NHKFMにて下記の「日本狂詩曲」を放送

9/6の都響の演奏会で録音された「日本狂詩曲」が放送されました。

02/10/14 NHK総合テレビにて下記の「ゴジラを音楽にした男 作曲家・伊福部昭の世界」を放送

10/14の01:45〜03:15に7月にBSハイビジョンで放映されたドキュメンタリーが、地上波で初の放送となりました。アジア大会の関係で放送時刻が二転三転し、テレビ情報誌で予約録画した方々は、予約失敗。新聞で確認した場合か、まじめに起きていた場合のみ成功となったようです。特にカット・追加もなかったようですね。

02/7/28 NHKハイビジョンにて「ゴジラを音楽にした男 作曲家・伊福部昭の世界」を放送

7/28の16:30〜18:00に標記タイトルのドキュメンタリーが放送されました。パーソナリティ大江千里が、伊福部先生をはじめ、高弟方(石井眞木・松村禎三・三木稔・眞鍋理一郎・今井重幸の各氏)にインタビューを行い、5/19の米寿演奏会のリハーサルから、当日までをリポートして行きます。(眞鍋先生が結構お話されているのが意外!)また、その中で、伊福部音楽の魅力や和音の特徴等が、わかり易く語られ、併せて、伊福部先生の半生が語られます。「東京芸大の講師がオファーされてから上京した」といった誤った説明もありましたが、まあ良いかな。当日演奏された「SF交響ファンタジー第一番」や「土俗的三連画」・「シンフォニア・タプカーラ」が流れたのは良いとして、半生を語る中ではチェレプニン賞受賞作としてフォンテックのLPで「日本狂詩曲」が流され、更には最新作としてチェンバロ曲「サンタマリア」(?)の練習風景までもが流れました。特に、「土俗的三連画」や「シンフォニア・タプカーラ」の背景で北海道の自然風景が流されるのは、とても良かったです。特に「釧路湿原」の成立経緯を考えると、何とも言えぬ感慨があります。また、映画音楽に触れる中で、「ゴジラ」と「銀嶺の果て」の数シーンや、「座頭市」のテーマが流れていました。結局、祝賀会のシーンは使用されませんでした。先生からのご挨拶や、松井の盾を受け取られた時のステッキによるスイングとか、映像にして欲しかった!

00/11/25 フジテレビにて「20世紀の遺伝子」に伊福部先生出演

土曜日の朝6時という早い時間に放送されました。「xメガギラス」の映像が映った他、91年府中でのコンサートで伊福部先生が「日本の太鼓」を振られた映像(ビデオ・LD「伊福部昭の自画像」に含む)の他、伊福部先生のインタビューがメインです。

98/11/26 NHK教育テレビETV特集にて、「ゴジラのテーマを作った男」放映

番組中で「協奏風交響曲」がかかります。

98/9/4及び11/16 TokyoFMにて伊福部昭特集を放送(解説:木部与巴仁氏)

9/4 「伊福部昭 音楽家の誕生」

伊福部昭ご本人とのインタビューを交えて話が進みます。純粋音楽の世界を中心に取り扱われます。ご自宅でのインタビューの背後から聞こえるセミの声が印象的です。木部氏の著作をベースにした内容です。

11/16 「伊福部昭 銀幕の調べ」

頭から海底軍艦マーチがどぎもを抜きます。今回は、映画音楽を対象にしています。東宝特撮に限らず、座頭市や一般の劇映画等も取り扱われています。伊福部映画音楽の入門には最適な内容です。

※ 内容のレポートはいつの日にか詳しく行います。多分そのまま、活字にしても絶好の伊福部昭入門になると思います。第二回は生で聞いたのですが、第一回は放送自体知りませんでした。もっとも木部さんからテープを頂いたので、暇になったら、テープ起こしをやっておきたいです。

 

雑誌等情報

・伊福部先生追悼の記事は多くてフォローし切れませんでした。特撮系では、特撮ニュータイプ(2006/5) 宇宙船イヤーブック2006。音楽関係では、音楽現代が2006/4等。

 

・宇宙船(2004年5月号)

- p65に「伊福部昭いろいろレポ&情報」と題して、コンサート情報・CD情報を掲載。コンサートについては、2/1の文化功労者顕彰コンサートのレポと、5/1卒寿・4/25リベラウィンド・6/6京都フィロムジカを掲載。CDについては、ギター作品集を掲載。

・サライ(2004年1/8号)

- 伊福部先生のインタビューが5ページもので掲載されています。内容としては目新しいものはありませんが、今回の目玉は、写真です。先生の近況が良く取れています。書斎や庭の雰囲気などに加えて、お気に入りのタバコとかも確認することができます。ちなみに、庭の写真では、ステッキをついていらっしゃるのですが、記者の当初の要望はステッキなしだったとのことです。先生も随分お元気になられたとはいえ、お歳のこともありますし、ご無理をお願いしてはいけませんね。

・音楽の友(2003年7月号〜9月号)

- 伊福部先生のインタビューが全3回で完結しました。先生の近況(最近は、ベートーベンによる交響曲のスコアを見ていらっしゃる?)とか、色々な見方、音楽観とかが語られています。「無為」の額は良いとして、松井のパネルは?

・日経新聞夕刊「人間発見」(2003/4/7〜4/11)

- ”大楽は必ず易”と題した5回もののインタビューを連載。新しいネタはないが、主要紙の連載ということで、記念に残るかもしれませんね。

・特撮が来た5(2002年冬)

- 冬コミで販売された標記(怪獣画家 開田裕治氏編集)に、不気味社音楽応用解析研究所長八尋氏が「GMK伊福部音楽化シミュレーション」という一文を寄稿されています。内容は、2001年の映画「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」の音楽を過去の伊福部ライト・モチーフに置き換えてしまうという試みです。音楽面での不満が強かった同作に対する一つのアプローチとしては、面白いものです。もっとも、書いてある通りに秒数を合わせるとすると、PCに取り込んで加工するのが一番早いでしょうか。熱心な金子=大谷路線のファンからは、冒涜だと言われかねませんが。

・宇宙船vol.102(2002年9月号)

- 1ページものだが、演奏会及び祝賀会の内容がレポートされている。記載は簡潔だが、インタビューや祝賀会での挨拶等が収録されているのは、貴重かも。

MOSTLY CLASSIC(2002年7月号)

-特撮誌に負けているようだが、一応音楽誌も取り扱ったようだ。でも、これだけと言うのは、寂しいなあ。

・電撃特撮通信vol.8( 2002年7月発売) もっとゴジラを! いろんなゴジラを!

-年末の「ゴジラ×メカゴジラ」に関して、過去の作品や岡本太郎美術館の「ゴジラの時代」展について触れた後で、米寿記念演奏会・祝賀会及び祝賀会前に行われたインタビューの内容を紹介しています。テレビのニュース等で多少流されていましたが、中身の読めるのは、この雑誌だけではないでしょうか。税別2000円と高価で、『龍騎』関係の俳優グラビア等硬派(?)の伊福部ファンには、あまり関係ない内容も多いのですが。雑誌のコンセプトが、”元祖特撮アイドル誌”なのですから、しかたありませんね。

Band Journal( 2002年6月号) 視点 5月に米寿を迎える日本音楽界の巨星!伊福部昭の世界と吹奏楽

- 6月8日に吹奏楽版の『シンフォニア・タプカーラ』を演奏された陸上自衛隊中央音楽隊の福田滋さんによる、先生への直前インタビューが掲載されています。吹奏楽に関係する作品へのメンションもあり、伊福部ファンのみならず、吹奏楽ファンは必読でしょう。

STUDIOVOICE(2001年2月号) 特集「JAPANESE COMPOSERS − 伊福部昭からコーネリアスまで」

-日本の作曲家を特集する中で、上野耕路さんによる「伊福部宇宙の領域」という文章1ページ、アップのお写真1ページ、遠藤賢司さんによる「何事にもとらわれない純粋な音楽」という文章1ページ、最後に井上誠さんによるディスコグラフィー1ページと計4ページにわたって扱っています。CD等のジャケット写真付きのディスコグラフィーも珍しいのではないでしょうか。ただし、全CDリストの”他の作曲家との混在盤は除外”という注釈は、必ずしも正しくないので要注意です。純粋音楽のCDについてのみあてはまる注釈です。

・音楽現代(2000年10月号) 河野保雄連載対談「伊福部昭の音楽」(その3)

-前月号に続き片山杜秀氏との対談で、伊福部音楽の位置付けを探ります。ようやく、(その3)で終了です。伊福部音楽の伝道者の一人である片山さんと、河野氏の対談は伊福部音楽の居場所を的確に抉り出したのではないでしょうか。”伊福部ファンの核”と対談中で表現されている世代が、私も含めて本HPの読者に多いと思います。

・音楽現代(2000年9月号) 河野保雄連載対談「伊福部昭の音楽」(その2)

-前月号に続き片山杜秀氏との対談で、伊福部音楽の位置付けを探ります。今月号も”以下次号”でした。しかし、8月号の目次にははっきり(上)と書いてあるのに、一体どういうことなのだろう?(中)としていないことから考えると、11月号までかかるのか?

・音楽現代(2000年8月号) 河野保雄連載対談「伊福部昭の音楽」(上)

-片山杜秀氏との対談で、伊福部音楽の位置付けを探ります。もっともこの4Pのために雑誌を買うのは、躊躇しますけど。

・グラモフォン・ジャパン(2000 July) 「早坂文雄 映画音楽に死す」 連載第八回

-伊福部先生は厚岸に行かれても、まだまだ関わりは続く。今回はチェレプニン賞受賞の頃まで。なお、連載はここまでの第一部で一旦終了のようです。結局、想像通り、この雑誌自体が、冬には休刊となってしまいました。

・グラモフォン・ジャパン(2000 June) 「早坂文雄 映画音楽に死す」 連載第七回

-引き続き、伊福部先生との関わりが述べられる。今回は、新音楽連盟の結成と國際現代音楽祭の挙行が語られる。ついに末尾で、伊福部先生は森林官として厚岸に赴任される。

・グラモフォン・ジャパン(2000 May) 「早坂文雄 映画音楽に死す」 連載第六回

-前月に引き続き、伊福部先生との関わりが述べられる。今回の中では、届け物の下りが伊福部先生らしい逸話で面白い。なお、この号にCD新譜情報に書いたナクソスのCD録音計画が詳しく載っている。

・グラモフォン・ジャパン(2000 April) 「早坂文雄 映画音楽に死す」 連載第五回

-連載開始時から予期していたついに早坂文雄と伊福部先生の出会いに到達。私は普段伊福部サイドから見ているので、逆の早坂サイドから見るのは新鮮。なお、CD新譜情報に書いた「伊福部昭の映画音楽」の紹介も、当連載の片隅にある。

・グラモフォン・ジャパン(2000 March) 「テリー・ライリーと伊福部昭の出会い」

-コンサート情報にも書いた神奈川県立音楽堂の<響きのルネッサンス>といフェスティバルでテリー・ライリーが来日した際の二人に対する1ページのインタビュー記事。

・音楽現代(1999 10月号) 特集「伊福部昭の時代が来た!!」

-音楽誌初の特集と題打って、30頁以上の大特集です。片山杜秀氏によるインタビューや評論等です。恐ろしいのは、インタビューの最後で次回作の予定を聞かれて、「ほかにも考えているものもあるのですが、先に発表してしまうともう出来たような気がしてしまってどうも書けなくなってるので、、、」と発言されていることです。85歳になられても尚現役の作曲家でいらっしゃいます。

・バレエ(1999 5月号)p21インタビュー「伊福部昭」

-「ヨーロッパ風のバレエ音楽とはちがうものを書こうと」ということで、バレエ音楽に対する思いや主なバレエ作品に対する回想が語られます。末尾のフィギュア・スケートや床体操の音楽に対する批評は、是非関係者には考えてもらいたい。

・週刊文春(98/3/12号) p76より「家」の履歴書第171回「伊福部昭」

−ご幼少の頃の話や札幌時代の話にはじまり、基本的にはお住まいの話を軸に先生の歴史が語られます。音更村時代の村長官舎の間取り図は貴重か。インタビューの末尾の段落で「作曲は病気のようなものですし、今でも作ってます。」というお言葉があります。97年10月3日の北海道新聞の夕刊インタビューでも同様のことを言われており、もしかしたら近いうちに新作が聞けるのでは、と楽しみにさせられます。

・レコード芸術(98/5月号)

−片山杜秀さんによる「伊福部昭の映画音楽」(下記参照)の書評が載っています。先日伺ったところによると、片山さんも色々と執筆計画をお持ちとのことですので、楽しみです。


書籍情報

○数年前から噂に上っていた「管弦楽法」新版(基本は旧作の表記を現代風に洗い替えて1冊に)は、先生の死去で作業が遅延していたものの、大半の作業が終了した模様。(06/5/13)

○小林淳さんの「伊福部昭 音楽と映像の交響」は、上下2冊の大部となり、2005年9月に下巻が刊行されました。伊福部音楽について、映画音楽サイドからのみではないアプローチです。中には、色々と目新しい情報とかも入っています。ワイズ出版より、上下とも各3,800円(税抜き)です。(05/10/8)

○木部与巴仁さんの「伊福部昭 音楽家の誕生」と「伊福部昭 タプカーラの彼方へ」を、改訂した上で合本・自費出版されました。本の風景社より。筆者としてより正確を期したいお気持ちはわかりますが、特に過去の著書を持っている読者に対して、どうお考えなのでしょうか?(04/6/6)

○下に書いた小林淳さんの伊福部先生に関する新作は、先生の内容確認を経て、動き始めたようです。「伊福部昭 音楽と映像の交響(上)」といった題で、この夏にも刊行予定とのことです。(04/5/3)

木部与巴仁さんの「伊福部昭 タプカーラの彼方へ」の続編が、「伊福部昭 時代を超えた音楽」として、ついに刊行されました。本の風景社より。税抜き2800円で、申し込みは http://www.mybookjapan.com/pod/mb3257.htm より。これまでの紆余曲折を知っているので、感慨も一入です。(2004/4/4) 以下は、これまでの記述です。:「伊福部昭タプカーラの彼方へ 《譚詩編》」と題して、書き始められています。木部さん自身が、どこに向かうかわからないと言われる展開です。これまでの作品より、音楽作品に密着した部分もあり、木部さん自身の曲に対する思い入れも書き込まれており、興味深い展開となっています。詳細は、kibegraphyへ。(02/9/9) 前記の作品については、間もなく連載を終了し、その後第7章を加えた形で、前作同様に電子本・オンデマンド本として出版される予定です。(02/10/6)刊行の段階では、「伊福部昭 時代を超えた音楽」という題になるようです。メルマガでの配信後に、校正等の作業を経るので、完成は年内くらいでしょうか。(02/11/11) 現在、最終章執筆中とのことで、刊行は春かな?(03/1/13)その後、最終章の取扱等を含めて、木部さんが苦悩されています。「音楽家の誕生」等を電子本でない形態での出版も考えていらっしゃるようです。(03/7/6)最終的には、自費出版ということになったようです。(04/2/22)

○長らく入手不可能となっていた伊福部昭著「音楽入門」が、2003年5月25日に全音楽譜出版社より新装版として、発売されました。一部読みにくい箇所や、時代にそぐわない箇所等に修正を加えた他、片山杜秀氏による解説も追加されています。定価1600円(税別)は、今まで入手できなかった人々の喜びとなるでしょう。この後に、続く計画もあるようなので、今後の公表が待たれます。2003/6/2)

○小林淳著「日本映画音楽の巨星たちIII」が、2002年8月に刊行されました。取り上げられた作曲家は、木下忠司・團伊玖磨・林光と伊福部関係からやや離れたようですが、なぜか数箇所に伊福部昭への言及がありますね。目次を、前回同様にアップ「日本映画音楽の巨星たちIII」しておきます。なお、あとがきにW巻以降もあると明記されており、ヒアリングしたところによると、伊福部先生の弟子筋を考えていらっしゃるとのことですが、その前に新しい伊福部音楽に関する本を執筆中とのことです。(2002/9/9)

○『受容史ではない近現代日本の音楽史』(音楽の世界社刊 小宮多美江著) 一般的な音楽史とは異なる視点で、1900年代から1960年代の日本音楽史をまとめています。p70からの「世界に窓を開けていた札幌」とp74からの「若き作曲家のはげましに」等で伊福部先生に関するコメントがあります。税込み2000円で、銀座のヤマハにあるという噂を聞いたことがありますが、HPから申し込むことができます。http://homepage2.nifty.com/t_muzyka/です。

○『北海道音楽史』(亜璃西社刊 前川公美夫著) 北海道の音楽史についての大著で、長く絶版となっていたのが2001年復刊されたものです。第4章「昭和・戦前」の第11節”新音楽連盟の輝き”と第12節”よきライバル”で20ページ以上にわたって、伊福部先生に触れています。税別5000円で、一般の書店で購入するのは、見つけるのが難しいと思います。書店に注文する(ISBN4-900541-40-0)か、版元ドット・コムのHPから申し込むことをお勧めします。

2002/5/20に「ピアノとオーケストラのためのリトミカ・オスティナータ」(2台ピアノ版)のスコアが、全音楽譜出版社より発売されました。(税抜き1800円)ヴァイオリン協奏曲のリダクション版と異なり、先生による自筆譜ではありませんが、複雑な「リトミカ」を分解してあるので、却って曲の構造を読むには、わかりやすいかもしれません。オケ版も全音から出ているのですが、なかなか入手できないと言う噂も聞きます。もっとも米寿記念演奏会の会場では、レアな「管絃楽のための日本組曲」も含めて、相当な種類のスコアとCDが(廃版・廃盤のものも含めて)販売されていました。(02/5)

数年来、本サイトでも経緯を追ってきた、木部与巴仁さんの「伊福部昭 タプカーラの彼方へ」が、ついに2002年4月18日、電子本及びオンデマンド本の形で、刊行されました。(02/4/21)また、「伊福部昭 音楽家の誕生」も復刊されています。詳細は、kibegraphyへ。購入希望の方は、直接ボイジャー/理想書店まで。(02/5/26)

・木部与巴仁さんの「伊福部昭 音楽家の誕生」に続く第二段「伊福部昭 タプカーラの彼方へ」が、今年前半にも刊行される予定とのことです。kibegraphyが「タプカーラの彼方へ」に特化した形で再始動しています。是非アクセスしてみて下さい。そして、是非出版を成功できるよう支援して行きましょう!店頭に並ぶ販売形態ではなく、「オンデマンド販売」形式になるようです。制作日誌はメルマガとして毎日読むこともできます。(02/02) いよいよ4/18の東京ブック・フェスタにて、入手可能となるようです。 (02/03)ついに、スケジュールが決定しました。電子本形式では、「タプカーラの彼方へ」「音楽家の誕生」ともに4/18より、また、オンデマンド本形式では「タプカーラの彼方へ」が4/18の東京ブック・フェスタより、「音楽家の誕生」は5月に入って購入できるようです。詳細は、至急、kibegraphyへ!(02/4)

・木部与巴仁さんが前作「伊福部昭 音楽家の誕生」に続く第二段を執筆中とのこと。今回は戦後を描くとのことで、前作の後からほぼ現代までを描くとのことです。(99/9・00/3) 一応完成した原稿(「タプカーラの彼方へ」)を、木部さんのHPにおいて連載形式で見ることが出来ます。書き上がっていると伺っていた原稿が、なぜ出版されていないかという経緯にも触れられています。(01/03)出版企画検討中とのことで、現在アクセス不能となっています。うまく出版できると良いのですが。(01/10)

2001/11/20に「ヴァイオリン協奏曲第2番」(ピアノ・リダクション版)のスコアが、全音楽譜出版社より発売されました。途中経過は、既報の通りです。この夏、かなり先生は徹夜も含めて根を詰められていたようでした。序文は10月下旬に忙しい中書いて頂いた初演者であり、献呈されている小林丈史さんによるもので、解説は作曲家の上野耕治さんによるものです。2300円(税抜き)ですから、下の「ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲」(ヴァイオリン協奏曲第1番)と併せても、約5000円です。楽譜関係は、出たときに購入しないと、後で探すのは大変ですから、早めに手に入れられることをお勧めします。もっとも全音はHPで直販しているので、店頭になくても慌てる必要はないです。しかし、「ヴァイオリン協奏曲第2番」(ピアノ・リダクション版)について、私は全く聞いたことがありません。是非、どなたか実演を!

2001/5/25に全音楽譜出版社より、「ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲」(ピアノ・リダクション版)の伊福部先生自筆によるスコアが、発売されました。ご存知の方も多いと思いますが、先生の自筆の楽譜は極めてしっかりと、書きこまれたものです。これまで出版されたものでも、音符を印刷した「交響譚詩」などとは全く趣が異なるものです。定価2500円(税抜き)です。フル・オケではないので、お値段も手ごろです。もっともヴァイオリンとピアノによる二重奏版はCD化されていないので、広上版(キング)か井上版(フォンテック)かを聞きながら想像するしかないのですが。少しでも多くの機会で演奏されたら嬉しいですね。

「日本映画音楽の巨星たちI・II」

小林淳氏の新著がついに2001年6月5日頃ついに店頭に並びました。ワイズ出版より、各2800円(税別)です。取り扱った映画音楽の巨星たちは、Tが早坂文雄(『七人の侍』)・佐藤勝(『用心棒』)・武満徹(『怪談』)・古関裕而(『モスラ』)、IIが伊福部昭(『日本誕生』)・芥川也寸志(『八つ墓村』)・黛敏郎(『炎上』)の合計7名です。映画音楽に関する作家として日本随一の小林さんのことですから、リスト等も含めると2冊で500ページ弱の大著は、相当読み応えのある力作となっています。各作曲家の作品を一つ取り上げるだけではなく、その作品を基軸に周辺の様々な内容にまで触れて行きます。内容の詳細について知りたい方は、書籍名をクリックしてください。目次をアップしてあります。III以降についても、考えていらっしゃるようです。

2000/10/20音楽の友社より交響譚詩」のミニチュア版スコアが発売されました。税抜き1600円です。従来の大判では値が張っていたので、これで少しでも原譜に触れる人が増えることを期待します。ちなみに、これまで楽譜として出版された作品としては、「土俗的三連画」「リトミカ・オスティナータ」「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」「管弦楽のための日本組曲」「シンフォニア・タプカーラ」「日本狂詩曲」等々がありますが、今となっては結構入手は難しいです。

伊福部昭の映画音楽

著 小林淳 共編井上誠 ワイズ出版 税抜き \3,800円

-代表的な映画音楽作品について書かれるとのこと。先日(97/11)にお話を伺ったところ脱稿済みとのこと。編集作業の後、年末までに書店に並ぶということでした。乞うご期待です。

98/1/17に小林・井上のお二人に話を伺ったところ、年内には出るでしょうとのこと。気長に待つしかないようです。

-98/2/15ようやく出版されました。大きな書店にはあると思います。「銀嶺の果て」にはじまり「ゴジラvs.デストロイア」までの映画音楽作品を、編年体で詳細に記述されています。伊福部映画音楽ファンにとっては、バイブルともいえる一冊になるでしょう。特に巻末の作品リスト・総譜情報一覧は充実しています。井上さん曰く、「この総譜一覧に出てくる様々な楽器は、伊福部先生の『管弦楽法』を見ながら思い浮かべるとイメージが湧く。」とのことです。

 

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